軍手、作業用手袋、保護手袋の選び方、使い方【図解】

安全衛生保護具

 防振手袋 選び方

防振手袋は衝撃を吸収する素材を使い、チェーンソーや草刈り機、電動ドリルなどから伝わってくる振動を減らしてくれる手袋です。長時間、作業することが多いプロの方はもちろん、ご自宅でDIYを楽しむ一般の方まで、振動する工具を扱う場合は防振手袋の装着をおすすめします。

防振手袋の選び方については下記のサイトに纏めています。

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電気用ゴム手袋 選び方|メーカー 価格 比較

電気回路の活線作業や活線周辺作業において、作業者の手や手首上部かの感電防止用の手袋です。高圧用と低圧用がありますので、作業状況によって選択してください。また、使用に際しては、保護革手袋の併用が必要です。

電気用ゴム手袋は,JIS T 8112 「電気用ゴム手袋」および厚生労働省告示「絶縁用保護具等の規格」で規定されています。
この規格は,300 V を超え7000 V 以下の電気回路の作業に使用する電気用ゴム手袋について規定しています。

種類 使用電圧 試験電圧1分間 定期自主検査6ヵ月以内ごど1回1分問 備   考
A種 300 V を超え交流600 V または直流750 V 以下 AC3000V 交流1500V
B種 交流600 V または直流750 Vを超え3500 V 以下 AC12000 V 交流6000V |※使用に当たりゴム手袋の上から保護するための手袋を着用する
C種 3500 V を超え7000 V 以下 AC20000V 交流10000V

※ 耐電ゴム手袋保護用手袋:耐電ゴム手袋の外側に着用するゴム材保護の手袋で,この材
料には主として豚革とセーム(鹿)革があります。
その他にウレタン製保護手袋が用いられています。

使用上の注意と保守管理
① 使用後は汚れをきれいにふき取り,よく乾かした後,タルク粉末をまんべんなく塗布して保管して下さい。
なお,汚れがひどいときは,薄い中性洗剤液で洗い,その後水洗いしてからよく乾かし,タルク粉末をまんべんなく塗布して下さい。
② ゴム手袋の保管および輸送に当たっては,圧力を加えたり折り曲げたりせず,1双ごと専用の保管箱に入れ,自然な状態を保つようにして下さい。
③ 保管場所は,日光,湿気,オゾン,熱気,ほこり,油,薬品などの影響がなく,薄暗く比較的涼しい場所を選んで下さい。

④使用前にはゴム手袋の内側面を目視検査して,ひび,割れ,破れ,その他の損傷の有無
および乾燥状態を点検して下さい。また,ゴム手袋に空気内圧を加えてピンホール等の
損傷の有無を検査して下さい。
②6ヵ月以内ごとに1回,絶縁性能について定期自主検査(目視検査および耐電圧試験)
を行い,その記録を3年間保管して下さい。

なお,定期自主検査時の試験電圧および試験時間は,次の値で結構です。また,記録
事項は,少なくとも次の事項を記録して下さい。

(定期自主検査の試験電圧および試験時間)
A種:交流 1500 V, 1分間
B種:交流 6000V,1分間
C種:交流 10000Vづ分間
(定期自主検査時の記録事項)
①検査年月日
②検査の種類および方法
③検査結果
④検査を実施した者の氏名
300ボルト未満の作業については,次の解釈例規があります。
※安衛則第346条(低圧活線作業)解釈例規
『直流で750ボルト以下又は交流で300ボルト以下の充電電路について用いるもの
は,対象とする電路の電圧に応じた絶縁|生能を有するものであればよく,ゴム引又は
ビニル引の作業手袋,皮手袋,ゴム底靴等であって濡れていないものが含まれるもの
であること。』となっています。
すなわち絶縁性のあるものであれば何を使用してもよいということです。

その他のJIS規格の詳細は下記のサイトを参考にして下さい。

JISC日本工業標準調査会サイト 

電気用ゴム手袋の日本工業規格はJIS T 8112です。JISC日本工業標準調査会サイト内のJIS検索から内容が閲覧可能です。(但し印刷不可)

*現在はIEインターネット エクスプローラーのみ閲覧可。

 

kikakurui.com |JIS規格票をHTML化したサイト

電気用ゴム手袋の日本工業規格 JIS T 8112が全文、閲覧、印刷可能です。(但し図、イラスト含まず)

JIS T 8112 「電気用ゴム手袋」

低圧用ゴム手袋

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電気用ゴム手袋

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溶接用手袋 選び方|メーカー 価格 比較

溶接用手袋は,JIS T 8M 「溶接用革製保護手袋」で規定されています。

種類
厚さ1.5~1.8mmの牛本革および床革の2種類が使用されます。また形状別で
は,2本指,3本指と5本指の3種類があり,このうち5本指形式の場合,屈曲,
機能性を高めるため,厚さ1.2mm程度の少し薄くした材料を採用しています。

溶接用手袋

① 溶接用:アーク溶接,アルゴン溶接用等
② 材料別:主材(裏材,付属品は除く)
牛本革(銀付:表皮付),牛床革(表皮無し),豚本革,甲部にメリヤス使
用など

形状
① 指の数:2本,3本,5本
② 大きさ:LL,L,Mの3種類またはフリーサイズ
③ 袖口:一般に革が用いられていますが,ゴムタック,マジックバンドも用
いられています

おすすめ:シモン 溶接用手袋 122DK

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溶接面 イラスト

 

耐熱手袋 選び方|メーカー 価格 比較

手指や手首上部の熱傷を防ぐための、耐熱素材を用いた手袋です。インナーとして純綿手袋等を併用し、空気の層を作り熱伝導を遅らせる工夫なども必要です。また、耐熱手袋といえども、長時間使用すると手袋自体の蓄熱により熱傷する恐れもあります。できる限りの短時間使用を心掛けてください。

100(C以下であれば革手袋,綿手袋も断続的に使用するのであればよいですが,200(C以上になると耐熱素材を用いた手袋を使用した方が安全性が高くなります。

 

メタ系アラミド繊維(コーネックス,ノーメックス)耐熱手袋

350℃くらいまでの熱に耐えられます。インナーに綿手袋(純綿)をすると空気層ができて,熱伝導の時間が長くなります。

パラアラミド繊維(ケブラー,テクノーラ)耐熱手袋

400℃くらいまでの熱に耐えられます。インナーに綿手袋(純綿)をすると空気層ができて熱伝導を遅延させることができます。

耐炎繊維(ラスタン,パイロメックス)耐熱手袋

耐炎繊維は一時的には1200℃にも耐えられます。このまま使用するというより,これにケブラーとかテクノーラを混紡にしてできた繊維は,耐熱性があり切創防止にも強く,手袋のみでなく作業服としても用いられています。ガラス繊維,シリカ繊維も高温度の作業に用いられます。
耐熱手袋にアルミが蒸着してあるものがありますが,アルミは転射熱を反射するために用いられるもので,アルミ自体に耐熱性はありません。したがって150~200℃くらいの物体にふれるとアルミがはがれるので注意を要します。

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まとめ

作業をする上での手の主な動きは、持つ、掴む、摘まむ、握る、触る等と非常に多彩です。周
辺には、水、油、ホコリ、溶剤、熱等の他、鋭利な物体の散乱等、いろいろな作業環境が有ります。

このような状況の中で、手の保護は必須条件です。様々な作業シーンにおいては、作業性も確保しな
がら手をどのように守っていくかを常に意識し、それぞれの保護手袋の付加的機能にも留意しながら
作業内容に合わせて使用することが重要です。

 

*保護具グッツについては下記の文献に更に詳細な内容が記載されています。

 

参考文献:

1.保護具ハンドブック 社団法人 日本保安用品協会編
2.知っておきたい保護具のはなし 田中 茂 著

 

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