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2025年 プロテクティブスニーカー、防災靴の正しい選び方、使い方【図解】

靴 名称 安全衛生保護具

プロテクティブスニーカ サイズの選び方

プロテクティブスニーカーは,市販の靴に比べて足囲(ウィズ)が3E~4Eとゆったりしていますが,つま先に先しんが装着されているため,スニーカーなどから履きかえる場合は,以前の靴のサイズでは合わない場合がありますので,試し履きなどによって確認するとよいでしょう。

基本的なサイズの選び方

普段のスニーカーサイズより「0.5cm~1cm大きめ」を選ぶのが基本

  • つま先に先芯が入っているため、一般的なスニーカーよりも足幅や指先が窮屈に感じることがある
  • 長時間履く場合や厚手の靴下を履く場合、少し余裕のあるサイズが快適。

メーカーによってサイズ感が異なる

  • アシックスやミズノはスポーツシューズに近いフィット感。
  • シモンやドンケルは安全靴メーカーらしい、やや広めの作り。
  • ブランドによってサイズ感が違うので、可能なら試着するのがベスト。

足のサイズを測るときは「夕方」に

  • 足は一日の中でむくみやすく、夕方が一番大きくなるため、その状態で測定するのが理想。

2. つま先部分のゆとりをチェック

つま先部分に5mm~10mmのゆとりを確保

  • 先芯に指が当たると痛みや圧迫感の原因になるため、つま先が軽く動かせる程度の余裕が必要。
  • 余裕がありすぎると足がズレて歩きにくくなるため、適度なフィット感を意識。

3. 足幅(ワイズ)も重要

幅広の人は「EEE(3E)」や「EEEE(4E)」を選ぶ

  • 日本人は足の幅が広い人が多いため、通常のDやEだと窮屈に感じることがある。
  • 特に安全靴メーカーの製品は3E・4Eが多いので、幅広の人でも安心。
  • 足幅が狭い人は通常のワイズ(Eや2E)を選ぶとフィットしやすい。

4. 靴の試着時のチェックポイント

試着するときの注意点

  • つま先が当たらないか確認する(立った状態で5~10mmの余裕があるか)
  • かかとが浮かないか(フィットしているかチェック)
  • 歩いたときに足がズレないか(指先が動きすぎるとNG)
  • 靴ひもやベルトで調整可能か(しっかり固定できるものが◎)

厚手の靴下を履く人は、それを考慮してサイズを選ぶ

  • 冬場や現場作業で厚手の靴下を履く場合は、0.5cm大きめがベスト。

 

*プロテクティブスニーカーのサイズのポイントは下記の『安全靴のサイズの選び方』の記事を参照してください。

関連記事:安全靴のサイズの選び方

 

プロテクティブスニーカーの手入れ、保管、点検及び交換

プロテクティブスニーカーの手入れ|セーフティシューズ

泥、粉塵がつくと、汚れ、シミ等で表面が硬化します、定期的に汚れを落とし、靴底の泥や小石の詰まりは、ブラシのようなもので落としてください。

①柔軟なクロスやブラシで粉塵、ゴム汚濁を落としてください。

 

靴 磨き イラスト

プロテクティブスニーカーの手入れ

 

②靴が湿っている場合は、濡れた雑巾で汚れを落とし、乾いた雑巾で表面の水分を取り、靴の中に新聞紙を詰め、陰干し、自然乾燥させます。

安全靴手入れ3

プロテクティブスニーカーの手入れ

参考画像出典先:ミドリ安全サイト

③清掃、乾燥後はスニカー汚れ防止用に防水スプレーを塗布する。

防水スプレー塗布

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プロテクティブスニーカーの使用上の注意、保管

プロテクティブスニーカーは,使用および保管に際して次の事項に注意して下さい。
① アッパーやアウトソールが極端に損傷したプロテクティブスニーカーは,交換すること。
② 衝撃,圧迫を被ったプロテクティブスニーカーは,ストレスを受けているので外観のいかんにかかわらず交換すること。
③ アウトソールが発泡ポリウレタンの場合は,熱や溶剤,酸,アルカリ性薬品などによって溶解,分解をおこす恐れがあるので取扱いに注意し、溶剤などの薬品が付着した場合は,直ぐにふき取ること。
④ アウトソールが発泡ポリウレタンの場合は,加水分解性があるので,高温多湿,直射日光を避け風通しの良い日陰二保管し、天然乾燥させておくこと。

点検と交換の目安 |靴底 はがれ |ゴム 汚れ

プロテクティブスニーカーは,始業時に異常がないかの点検をしましょう。
また,長期間使用していないプロテクティブスニーカーを使用する場合には,靴底を曲げてひび割れなどの劣化がないか確認しましょう。

プロテクティブスニーカーは作業環境によって耐久期間に大きな差が生じますので,プロテクティブスニーカーの交換の目安は,外観状態によって判断することになります。
プロテクティブスニーカーの外観状態による交換の目安としては,次のとおりです。
① アッパー等の外面に著しい傷や破れが発生したもの
② 先端部のアッパーが破れて,先しんが露出したもの
③ アッパーと靴底部の接合部分が破れているもの
④ アウトソールの剥がれがあるもの
⑤ アウトソールが割れたもの
⑥ アウトソールの摩耗が著しいもの(底の意匠が見えなくなっているもの)

まとめ

プロテクティブスニーカーには色々な商品が各メーカーから販売されているので予算、使用目的を明確にして購入してください。

中国製の価格が安い商品も販売されていますが『安物買いの銭失い』にならないよう、まして怪我をしたら元も子もありません、良く吟味してください。

 

*保護具については下記の文献に更に詳細な内容が記載されています。

1.保護具ハンドブック 社団法人 日本保安用品協会編

2.知っておきたい保護具のはなし 田中 茂 著

3.あなたを守る安全健康保護具ガイド 田中 茂 (著)

4.イラストで分かりやすい 安全衛生保護具の基礎知識

イラストで分かりやすい 安全衛生保護具の基礎知識

イラストで分かりやすい 安全衛生保護具の基礎知識

 

*最後にその他の安全保護具については下記を参照にしてください。

 

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