【図解】腰痛防止ベルト、サポーター、コルセットの選び方、使い方
初心者、介護職の方の腰痛防止ベルト、サポーター、コルセットの購入ガイドとして下記のポイントをメインに解説しています。
・腰痛防止ベルト、サポーター、コルセットの選び方、巻き方
・腰痛防止ベルト、サポーター、コルセットの種類
・腰痛防止ベルト、サポーター、コルセットのおすすめネット通販商品 ランキング
・腰痛防止ベルト、サポーター、コルセット 介護職
・腰痛防止ベルト、サポーター、コルセット 女性用
・腰痛防止ベルトサポーター、コルセット、 バンテリン
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腰痛防止ベルトとは?|腰コルセット|腰部サポーター
腰痛防止ベルトは腰痛ベルト、腰痛 サポートベルト 、腰部サポーター、腰コルセット等色々な商品名で販売されており、腰部をゴム製のベルトでサポートし、腰痛の痛みを軽減してくれる商品です。
腰痛防止ベルト(腰痛ベルト、コルセット、サポーターとも呼ばれます)は、腰部を安定させ、腰痛の予防や軽減を目的とした装具です。主に以下のような役割を果たします。
業務上疾病の全体に占める腰痛の割合は約6割に達し非常に高い状況にあります。腰部サポートベルトの使用に際し最も効果的なことは,腰痛を起こしてから使用するのではなく,腰痛を予防するために使用するのが効果的です。腰痛を起こした場合でも医師の診断によっては症状を悪化させないという意味でも効果があります。
腰部サポートベルトには腰痛予防を目的とした伸縮性のある素材を腰部に装着し腹圧効果で腰部をサポートする予防用ベルトがあります。
腰痛防止ベルト、腰痛防止サポーターは、英語と中国語で以下のように表現できます。
英語:
- back support belt: 最も一般的な表現です。
- lumbar support belt: 腰椎(腰の骨)を支えることに特化した表現です。
- back brace: より強力な固定力を持つものを指す場合があります。
- waist support belt
中国語:
- 腰部支撑带 (yāobù zhīchēng dài): 一般的な表現です。
- 护腰带 (hù yāo dài): 腰を保護するベルトという意味です。
- 腰椎支撑带 (yāozhuī zhīchēng dài): 腰椎を支えることに特化した表現です。
腰痛防止ベルトと腰コルセットと腰部サポーターの違い
腰痛防止ベルト、腰コルセット、腰部サポーターは、いずれも腰痛対策に使用されるものですが、それぞれに特徴と違いがあります。
- 腰痛防止ベルト: 日常生活での軽度のサポート
- 腰コルセット: 重度の腰痛や治療のための強力な固定
- 腰部サポーター: スポーツや特定の動作の補助

腰痛防止ベルトと腰コルセットと腰部サポーターの違い
1. 腰痛防止ベルト
- 特徴:
- 比較的柔らかい素材で作られ、日常的な動作をサポートすることを目的としています。
- 軽く腰を支え、動きやすさを重視した設計が多いです。
- ドラッグストアなどで市販されており、手軽に入手できます。
- 用途:
- 軽度の腰痛の予防や、日常生活での腰への負担軽減に適しています。
- 長時間の立ち仕事や、軽い運動時のサポートにも使用されます。
2. 腰コルセット
- 特徴:
- より硬い素材や金属製の支柱が使用され、強力な固定力を持つものが多いです。
- 腰椎の動きを制限し、安定性を高めることを目的としています。
- 医療機関で処方される場合や、より高いサポート力を求める場合に使用されます。
- 用途:
- 重度の腰痛や、椎間板ヘルニア、腰椎圧迫骨折などの治療補助に適しています。
- 術後のリハビリや、腰椎の安定が必要な場合にも使用されます。
3. 腰部サポーター
- 特徴:
- 腰部全体を覆うように設計されており、広範囲をサポートします。
- 素材や形状は様々で、運動時のサポートや、特定の動作を補助するものなど、用途に応じた製品があります。
- スポーツ用品店や医療用品店などで販売されています。
- 用途:
- スポーツや運動時の腰への負担軽減、パフォーマンス向上を目的として使用されます。
- 特定の動作(重いものを持ち上げるなど)を補助し、腰痛を予防するためにも使用されます。
*これらの違いを理解し、ご自身の腰痛の状態や目的に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。また、腰痛がひどい場合や、どの製品を選べば良いか迷う場合は、医師や理学療法士などの専門家に相談することをおすすめします。
腰痛防止ベルト、コルセットの種類
腰痛防止ベルトには、さまざまな種類があり、目的や症状によって適切なものが異なります。
-
軟性コルセット:
- 一般的に市販されているもので、「腰痛ベルト」とも呼ばれます。
- 慢性的な腰痛やぎっくり腰、椎間板ヘルニアなど、幅広い症状に対応します。
- メッシュ素材などで作られ、比較的動きやすいのが特徴です。
腰痛ベルトとしては,
①腰部に伸縮性の素材を巻きつけ腹圧効果で腰部を保護するタイプ
②腰部サポートベルトに空気を挿入し,空気の圧力で腰部を支えるエアー挿入タイプがあります
伸縮素材を巻きつけるタイプ 腰痛ベルト
・腹筋を補強し腹圧を高めることで,上半身の荷重を,腰椎と腹腔とこのベルトで支える。
・骨盤位に装着することで,腰痛と大きな関係を持つ腰椎下部の強化に役立つ。
*昔から使用されているゴム製タイプはこのタイプです。
エアー挿入タイプ 腰痛ベルト
・空気圧の適度な圧力で腰を包むことにより,正しい姿勢を保ち,同時に,緊張して固くなった腰の筋肉を柔らかくして凝りをほぐす。
・縦状のエアーチューブが腰筋を支え,腹圧を上げるので腰にかかる荷重を分散させる。
・エアーチューブ内の空気が,体温で暖まり,保温効果が得られ,腰全体の血行を促進する。
-
硬性コルセット:
- 医療機関で処方されることが多く、より強力な固定力を持ちます。
- 重度の腰痛や術後のリハビリなどに用いられます。
- 硬い素材でできており、動きが制限される場合があります。

胸腰椎硬性コルセット
-
骨盤ベルト:
- 骨盤を支えることに特化したベルトで、骨盤の歪みによる腰痛に効果が期待できます。
- 産後の骨盤ケアにも用いられます。

骨盤ベルト
腰痛防止ベルトの主な役割
- 腰部の安定化:
- 腰回りを締め付けることで、腰椎(腰の骨)の動きを制限し、安定性を高めます。
- これにより、腰にかかる負担を軽減し、痛みの緩和や悪化防止に繋がります。
- 腹圧の上昇:
- 腹部を圧迫することで腹圧を高め、腰椎を内側から支える役割を果たします。
- 腹圧が上昇することで、腰椎にかかる負担が分散され、腰痛の予防に繋がります。
- 姿勢の矯正:
- 腰部を支えることで、正しい姿勢を保ちやすくします。
- 姿勢の悪化による腰痛の予防にも効果が期待できます。
腰痛のメカニズム |ぎっくり腰
腰痛は「現代病」といわれるほど,私達の生活に深く影響しています。腰痛は人間が2本足で歩くことから始まったといわれています。腰痛の原因には
①背骨(脊椎)の異常に起因する腰痛(椎間板ヘルニア,脊椎分離症など)
②背骨以外の臓器の異常に起因する腰痛(種々の内臓疾患がある人)
③心因性の病気が原因となっている腰痛などがあるといわれています。

腰痛、ぎっくり腰
病気の腰痛
腰痛の分類では原因が比較的はっきりとした「病気の腰痛」と,原因が漠然として明らかにできない「原因不明の腰痛」に分類することができます。
表1 病気の腰痛
病名 | 原因 |
変形性脊椎症 | 脊椎の推体と推体の椎間板の変形や椎体自身の変形で起こる。 |
椎間板ヘルニア | 椎間板を構成する髄核が,なんらかの外力による断裂や隙間から脱出し,髄核がその箇所の神経根を圧迫,刺激することにともなって起こる。 |
ぎっくり腰 | 急に物を持ち上げたり,腰を捻ったりした場合等ちよっとしたはずみに発症する腰痛。腰筋と筋膜の捻れ,過度の伸展によって発症することが多い。腰椎を支える腹筋や背筋の弱体化が誘因で,その原因は運動不足や肥満等。ぎっくり腰は俗称で,急性腰痛症,突発性腰痛症,腰部捻挫等がある。 |
脊椎(腰椎)分離症脊椎(腰椎)すべり症 | 脊椎分離症はスポーツなどをする若者に多く,同じ関節箇所などが繰り返し圧迫や打撃を受けることによって起きる傷病で,疲労による骨折の一種と考えられている。すべり症は,この脊椎分離症が原因で,正常な位置から脊椎がずれ,腹部側にすべりだした状態をいう。長期間にわたり発症したり加齢によることもある。 |
社)大阪労働基準連合会「腰痛の実態と予防対策」による。
原因不明の腰痛
現在,年齢,性別を問わず原因不明の漠然とした腰痛に悩まされている人が増えており,特にサラリーマンにこの傾向が顕著です。この腰痛発生の背景としては運動不足,長時間同じ姿勢の持続,肥満,ストレスなど種々の要因が指摘され,現代における生活様式に要因があるといわれています。
腰痛防止ベルトと腰コルセットと腰部サポーター どこで売っているの?
腰痛防止ベルト、腰コルセット、腰部サポーターは、様々な場所で購入できます。主な購入場所としては、以下の場所が挙げられます。
1. ドラッグストア・薬局
- 多くのドラッグストアや薬局では、腰痛対策グッズのコーナーが設けられており、様々な種類のベルト、コルセット、サポーターが販売されています。薬剤師や登録販売者に相談しながら選ぶこともできます。
- 例:マツモトキヨシ、サンドラッグ、ココカラファインなど
2. ホームセンター
- ホームセンターでも、作業用から日常用まで、幅広い種類の腰痛対策グッズが販売されています。
- 例:カインズ、コーナンなど
3. スポーツ用品店
- スポーツ用品店では、運動時の腰への負担を軽減するためのスポーツ用サポーターが販売されています。
- 例:ゼビオ、アルペンなど
4. 通販サイト
- Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手通販サイトでは、豊富な種類の腰痛対策グッズが販売されており、自宅で手軽に購入できます。
- 例:Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど
5. 医療機関・介護用品店
- 医療機関や介護用品店では、より専門的な腰痛対策グッズが販売されています。医師や専門家に相談しながら選ぶことができます。
6.作業用品専門店(ワークマン、コーナンプロ等)
- ワークマン等の建築、工場現場向けの作業用品専門店では、手頃な価格の腰痛対策グッズが販売されています。
下記がワークマンの公式オンラインストアの腰痛対策グッズです。
腰サポーター薄型
超薄型設計で、動きを妨げず、かさばらないのが特徴です。腰部を広範囲でしっかり支える幅広プレートを備え、通気穴によりムレを軽減します。サイズはM(腰回り70~90cm)、L(90~110cm)、LL(100~120cm)があり、価格は2,900円(税込)です。
コラントッテ薄型腰サポーター
医療機器認証を受けた製品で、腰部プレートに配置された磁石が血行を改善し、コリを緩和します。超薄型設計でアウターに響きにくく、通気穴によりムレを軽減します。サイズはM(腰回り70~90cm)、L(90~110cm)、LL(100~120cm)があり、価格は3,900円(税込)です。
骨盤ベルト
極薄素材を使用し、骨盤周囲にぴったりフィットします。強力ゴムベルトにより骨盤まわりをサポートし、長時間の装着でも快適な設計です。サイズはM(腰回り75~100cm)、L(90~115cm)があり、価格は1,500円(税込)です。
これらの製品は、ワークマンの公式オンラインストアや全国の店舗で購入可能です。ご自身の腰回りのサイズや使用目的に合わせて、最適な製品をお選びください。
腰痛防止ベルト、サポーター、コルセットの選び方
腰痛防止ベルト、サポーター、コルセットは、腰痛対策に役立つアイテムですが、それぞれ特徴が異なるため、目的に合わせて選ぶことが重要です。以下に、選び方のポイントをまとめました。
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腰痛防止ベルト、サポーター、コルセットの選び方
1. 目的と症状で選ぶ
- 軽度の腰痛予防や日常生活のサポート:
- 腰痛防止ベルトや軟性コルセットがおすすめです。
- 柔らかい素材で動きやすく、長時間の着用に適しています。
- 重度の腰痛や治療のサポート:
- 硬性コルセットがおすすめです。
- 強力な固定力で腰椎を安定させ、痛みを軽減します。
- 医師の指示に従って選びましょう。
- スポーツや運動時のサポート:
- 腰部サポーターがおすすめです。
- 運動時の腰への負担を軽減し、パフォーマンス向上をサポートします。
- 骨盤の歪みが気になる場合:
- 骨盤ベルトがおすすめです。
- 骨盤を支えることに特化しており、骨盤の歪みによる腰痛に効果が期待できます。
2. 素材と通気性で選ぶ
- 長時間の着用:
- メッシュ素材など、通気性の良いものを選びましょう。
- 蒸れにくく、快適に着用できます。
- 肌が弱い方:
- 肌に優しい素材(綿、シルクなど)を選びましょう。
- アレルギー体質の人は、素材表示をよく確認してください。
3. サイズとフィット感で選ぶ
- サイズ:
- 自分のウエストサイズに合ったものを選びましょう。
- 大きすぎると効果が得られず、小さすぎると締め付けが強すぎて不快です。
- フィット感:
- 試着して、体にフィットするものを選びましょう。
- 動いてもズレにくく、安定感のあるものがおすすめです。
4. サポート力で選ぶ
- サポート力の強さ:
- 腰痛の程度に合わせて選びましょう。
- 軽度の場合は軽いサポート力、重度の場合は強いサポート力が必要です。
- 支柱の有無:
- 支柱が入っているものは、より強力なサポート力を得られます。
- 動きやすさを重視する場合は、支柱がないものを選びましょう。
5. その他
- 価格:
- 予算に合わせて選びましょう。
- 高価なものが必ずしも良いとは限りません。
- 洗濯:
- 洗濯できるものを選ぶと、清潔に保てます。
- 専門家への相談:
- 腰痛がひどい場合や、どの製品を選べば良いか迷う場合は、医師や理学療法士などの専門家に相談しましょう。
これらのポイントを参考に、ご自身の腰痛の状態や目的に合った腰痛防止ベルト、サポーター、コルセットを選んでください。
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TRUSCO(トラスコ)
- 「腰痛防止ベルト ワーキングサポーター」:背骨付近の短繊維ロンウェーブとプラスチックボーンが姿勢を矯正し、腰部をしっかり固定します。重量物の運搬や長時間の立ち仕事におすすめです。
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ZAMST(ザムスト)
- ZWシリーズ:スポーツ時の腰痛予防や再発防止に適しています。薄型で軽量なので、動きを妨げません。
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バンテリンコーワ
- バンテリンコーワ サポーター 腰用しっかり加圧タイプ
日常生活での軽い腰痛に適しています。伸縮性に優れ、体にフィットしやすく、薄型なので服の下にも着用しやすいです。
- バンテリンコーワ サポーター 腰用しっかり加圧タイプ
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ミドリ安全
- 「腰部保護ベルト”らくようたい”」:医学博士の臨床データに基づいて開発され、腹圧を高めて腰部への負担を軽減します。骨盤の補強効果もあり、立ち仕事や重量物の取り扱いにおすすめです。
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SIGMAX(シグマックス)
- 「マックスベルトmeブラック」:通気性の高いメッシュ素材を使用し、ムレにくいのが特徴です。背部のS字軽量ステーが支持力を高め、腰をしっかりサポートします。
-
中山式産業
- 「ボディフレーム腰用ハード」:腰部を強力に固定するコルセットタイプ。動滑車の原理で小さな力でもしっかり締め付けられます。
-
ソルボ
- 「ソルボ楽らく腰ガード」:医療用素材ソルボセインを使用し、体圧分散性に優れ、腰に優しくフィットします。長時間の装着でも快適です。
-
FREETOO
- 「腰 サポーター ベルト」:通気性に優れたメッシュ素材と、強力な固定力を両立。長時間の着用でも快適に過ごせます。
-
ミズノ
- [ミズノ] 腰部骨盤ベルト 男女兼用
- [ミズノ] 腰部骨盤ベルト 男女兼用
ノーマルタイプ スリムタイプ メッシュタイプ ワイドタイプ 固定力 介護 運転 男女兼用
スリムタイプは女性向きの腰痛防止ベルトです。
腰痛防止ベルトの正しい着用、使い方、保管、洗濯
腰痛防止ベルトの巻き付け方
せっかくの腰痛ベルトやコルセットも、つける場所を間違えるとまったくつけている意味がありません。
基本的な装着手順
-
腰にしっかりフィットさせる
- ベルトを腰の一番太い部分(骨盤の上)に巻く。
- 正しい位置に装着しないと効果が半減する。
-
適度な締め付け具合に調整する
- きつすぎると血流が悪くなり、逆に腰に負担がかかる。
- ゆるすぎるとサポート力が不足するため、動きやすく、かつ支えを感じる程度に調整。
-
補助ベルト(ある場合)は最後に固定
- 追加の補助ベルトがある場合は、それを締めてフィット感を高める。
腰痛防止ベルトを使用する上での注意点
痛みのある場所によって、つけ方が違いますので覚えておきましょう。
図の1の部分に痛みがある場合、1を中心にして巻きつけます。ある程度幅のあるベルトをしようしましょう。
2の部分に痛みがある場合は、骨盤ベルトと言われるタイプの少し細めのベルトを骨盤より少し下に巻きつけます。
2段式のベルトだと、1と2の両方を広くサポートすることができますし、しっかりと安定してズレにくいものになっていますので、とても便利です。
- 過信は禁物:
- ベルトはあくまで補助的な役割であり、根本的な解決にはなりません。
- 腰痛の原因となる生活習慣の改善や、適切な運動も行いましょう。
- 長時間の使用:
- 長時間装着すると、筋力の低下を招く可能性があります。
- 適度に外して、腰回りの筋肉を動かすようにしましょう。
- 専門家への相談:
- 使用中に痛みや違和感を感じたら、すぐに使用を中止し、専門家に相談しましょう。
腰痛防止ベルトは、正しく使用することで腰痛の予防や軽減に役立つ便利なアイテムです。しかし、使用方法や注意点を守り、自身の症状に合ったものを選ぶことが大切です。
保管方法
腰痛ベルトを長持ちさせるためには、適切な保管が重要です。
保管のポイント
-
直射日光や高温多湿を避ける
- ゴムや伸縮素材が劣化しやすいため、風通しの良い場所に保管する。
-
折りたたまず、できるだけ広げて保管
- 形状が崩れたり、ベルトがヨレるのを防ぐ。
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清潔な状態で保管する
- 汗や皮脂が付いたまま放置すると、臭いやカビの原因になるため、使用後は乾燥させる。
メンテナンス(洗濯・手入れ)
定期的に手入れをすることで、快適に使い続けることができます。
洗濯の方法
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基本は手洗いが推奨
- ぬるま湯(30℃以下)で中性洗剤を使ってやさしく押し洗い。
- ゴシゴシこすると生地が傷むので注意。
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洗濯機を使う場合
- ネットに入れる
- 弱水流(手洗いモード)で洗う
- 乾燥機は使用しない(熱でゴムが劣化する)
-
乾燥方法
- 陰干し(直射日光NG)
- 風通しの良い場所で完全に乾かす
臭いが気になる場合
- 重曹水(ぬるま湯に大さじ1杯の重曹を溶かす)でつけ置き洗い
- 消臭スプレー(ファブリーズなど)を使用する
劣化のサインと買い替え時期
- ゴムの伸びや緩み → サポート力が低下
- マジックテープの劣化 → しっかり固定できない
- 異臭やカビの発生 → 衛生面で問題あり
使用頻度によりますが、約6ヶ月~1年を目安に買い替えを検討すると良いでしょう。
まとめ
サポート強度の高い腰用サポートベルトを付けると、重いものを持ち上げやすくなるのはもちろん、階段を降りる際の衝撃すらも軽減され、腰痛防止に役に立ちます。
腰痛ベルトは色々な商品が各メーカーから販売されているので予算、使用目的を明確にして購入してください。
*最後にその他の安全保護具については下記を参照にしてください。
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